順位 | 説明 |
71位
¥5,923円
評価: 0
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WINE NATION 楽天市場店
赤ワイン商品説明ファロは14世紀に栄えたワイン産地でシェイクピアの空騒ぎの舞台にもなった歴史ある土地。現在DOCファロはわずか3軒の生産者のみ。カゼマッテは有機農法を実践、丸みのあるタンニンと果実味、繊細さもあるワイン。商品情報色・タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口品種:ネレッロ マスカレーゼ 55% / ネレッロ カプッチョ 25% / ノチェッラ 10% / ネロ ダヴォラ 10%容量:750ml産地:イタリア シチリアこちらの商品はお取り寄せ商品になります。・発送まで2日〜5日お時間が掛かります。・発送予定日は予告なく変更される場合がございます。・ヴィンテージが変更になる場合がございます。・輸入元様の在庫が欠品する場合がございます。注意事項・商品リニューアル等により、パッケージデザイン、内容量、成分等が変更され、表示画像と異なる場合がございます。・大量注文等で一時在庫切れが発生する場合がございます。・他のサイトでも販売中で、在庫がない場合もあります。品切れの際は注文をキャンセルすることがありますので、ご了承ください。
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72位
¥3,861円
評価: 0
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古武士屋
ミュラートゥルガウは元々労働階級者の品種でした。世界で最も危険とされる?3人に立ち向かいたい!というような政治的メッセージで、悪意の香り、、とでも訳しましょうか…。1/4は3週間醸し、3/4は直接圧搾しステンレスタンクで発酵・熟成しました。 黄色の濃いグリーンイエロー色、白い花や白桃、バナナ、洋梨コンポートの香り、心地の良い果実味にスッキリとした酸、完熟フルーツの香りとマッチしたバランスのよい味わいはミネラリーで辛口の逸品です。 産地:ドイツ/モーゼル 品種:ミュラートゥルガウ100% 容量:750mlドメーヌ ド ラ ロズレー Jan Matthias Klein ベルンカステルで無濾過・サンスフルに挑むドイツ最古の生産者 ドイツ、モーゼル地方の中部モーゼルに位置するベルンカステラル・ヴィットリッヒ地区の歴史ある村Kröv(クレフ)、栄えあるモーゼルの中でも特にその名を知られている畑や生産者がひしめいている重要地区の生産者をご紹介いたします。フランクフルトからちょうど真西に150km、アルザスのストラスブールから北北西に約240kmの位置にある村です。 歴史あるこの地域で非常に長い歴史を誇るワイナリーの若き現当主が革新的な試みを始めました。v ヤン・マティアス・クライン、1977年生まれ。 ヤンはシュタッフェルター・ホフという862年創業、1100年以上の歴史を誇るドイツ最古のワイナリー、かつ世界最古の会社の一つとして名を連ねるワイナリーを所有するファミリーに生まれました(ウィキペティアにも載っています)。 ヤンが家族のワイナリーで本格的に働き始めて15年をこえます。ヤンの父親は1960年代から除草剤や農薬の使用に疑念を持ちこの地域では珍しくオーガニックでの栽培を開始しました。父の意思を引き継ぎビオロジック栽培を徹底し、2012年に全ての畑においてビオの認証を受けております。 そして2014年より醸造においてももっとストイックに酸化防止剤の使用を抑えることに努め始め(この土地では皆無です)、シュタッフェルター・ホフ名義のカテゴリーも担当しながらもまた別で自らの名前ヤン・マティアス・クラインを冠した新しいプロジェクトをスタートさせました。 家族の所有する畑は約10ha。 リースリング75%、ミュラートルガウ10%、ソーヴィニヨンブラン4%、ピノノワール5%、残りはポルトギーザ―、ミュスカ、ゲレントが植わっております。この畑の中から選りすぐった区画2.5haのブドウ畑からヤンのワインは造られます。1haに満たない場所もありますので生産本数もキュヴェにより2,000本から10,000本程という少量生産になりますが、ヤンのやりたいことが目いっぱいに詰まった新しいモーゼルスタイルと言えます。 この土地の土壌はグレーまたはブルーのシーファーボーデンと呼ばれるスレート粘板岩の風化した土壌で、香り、味共に印象豊かなワインを生み出します。時に粘土質や石灰が混ざる区画もありますが、石灰質の混在しない土壌は、リースリングに類のないミネラリティをもたらします。急斜面の畑上部からこの村を見下ろすと、全ての家々の屋根がすべて青黒いものばかりだった事はとても印象に残っています。スレートは日中の陽光を吸収し夜間にゆっくりとブドウ樹に放出し、また陽光から素早くしっかりと熱を吸収して温まりやすく、 保温力が大きいのが特徴です。 モーゼルはナチュラルワインを造るにはおそらく最も最適な土地の一つだとヤンは考えています。土地のPHが低く、この温暖化の時代に今も冷涼な気候が維持されているためです。常にどんなシーズンもブドウ樹の健康を維持すること、化学的アプローチは一切用いず自然の摂理に許された方法でのみアプローチすることが重要で、それこそが畑における最大のチャレンジだといいます。
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73位
¥5,800円
評価: 0
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ワインの専門店・紀伊国屋リカーズ
Matthew Krone Alexandra de la Marque マシュー・クローヌ・アレキサンドラMCCスパークリング 色スパークリングワイン 白 味わい辛口 ヴィンテージ品名に記載 産地南アフリカ ウエスタン・ケープ 品種シャルドネ76%、ピノノワール24% ALC度数12.0%前後 飲み頃温度8℃ キャップ仕様コルク ◆商品説明 4年に1回生産されるプレスティージ・シャンパーニュクラスの貴重な限定商品。 ブドウは西ケープ州の契約農家から厳選したブドウのみを購入。プレス後は、フリーランジュース(一番搾り)のみ使用。瓶内での2次発酵後、27ヶ月瓶熟成。生産量3000本。 崇高でエレガント、クラシックなシャンパーニュ・スタイル。典型的なビスケットの香り、スッキリと爽やかで豊かな酸。持続性のある細やかで美しい泡。ドライでエレガントなフィニッシュ。長期熟成による複雑性や深みがあり、ムースのようなきめ細やかな泡が印象的。 生ハム、シーフード、前菜、メイン料理などに。 自分の娘が生まれた時に感動し、特別な想いで命名された商品の為、特別に良い年のブドウ&ワインを見極め、特別な物(キュベ)だけをブレンドしたいという思いで作っている。じっくりと最高品質の物(キュベ)を見極め、「特別な」という意味で閏年(うるうどし)の2月にリリースしている。 Krone クローヌ ケープタウンから北東へ向かうとトゥルバッハ地区がある。ワイナリー、クローヌ(トウェー・ヤンガ・ゲゼレン)は、この地区にあり、家族経営としてはこの地区で最も古く、南アフリカ全体でも2番目に古いという伝統的な家族クローヌ家が運営している。トウェー・ヤンガ・ゲゼレンとは難しい名前だが、「二人の若い独身男達」という意味で二人の若者によって始まった。 クローヌは、南アフリカワイン業界でも沢山の革新的手法でパイオニア的な存在として知られている。1950年代に低温発酵を導入、1985年にはナイト・ハーベスト(夜間収穫)を導入、1991年に酸化防止剤無添加のスパークリングをリリース、1995年にはフランス・シャンパーニュのマム(Mumm)社と提携。他にも地下セラーでスパークリングワインを生産するなど、今では他社も導入しているが、南アフリカでは全て初めての試みだった。現在は雇用創出のためと、できるだけ機械を使わず、手作りにこだわっている。 1995年、2004年の南アフリカ・ダイナーズクラブ最優秀ワイン醸造家に選ばれる。 ※掲載画像はイメージです。お届けの品のラベルイメージ、ヴィンテージが異なる場合がございます。
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74位
¥5,995円
評価: 0
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世界のワイン葡萄屋
【商品名】カンティーネ パオロレオ ネリマッティ サリチェ サレンティーノ リゼルヴァ Cantine Paololeo Nerimatti Salice Salentino Riserva タイプ赤ワイン生産地イタリア/プーリア生産者カンティーネ パオロレオ【Cantine Paololeo】生産年2014年容量750ml品種ネグロアマーロ85%、他醸造バリックで12ヶ月、大樽で6ヶ月、その後ステンレスタンクで4ヶ月JAN4935919940443サリチェ サレンティーノのリゼルヴァは最低24ヶ月熟成が必要で、そのうち12ヶ月は樽で熟成されています。畑はプーリア南部のレッチェとブリンディシにあります。栽植密度は4500本/ha、仕立ては伝統的なアルベレッロです。収穫は気温が高くなる前の早朝に手摘みで行います。収穫した葡萄は除梗、破砕した後、18度に温度コントロールしたステンレスタンクで発酵と醸しを12日〜15日間行います。その後25度でマロラクティック発酵を行います。熟成はバリックで12ヶ月、大樽で6ヶ月、その後ステンレスタンクに移し4ヶ月、さらにボトリングしてから4ヶ月瓶熟させています。ガーネットを帯びた濃いルビーレッド、熟したブラックチェリーやプラムの豊かなアロマにリコリスやバニラの要素が混ざっています。口に含むとしっかりとした骨格がありフルボディ、ベルベットのようにしなやかなタンニンが感じられます。余韻にもアロマと同じ黒い果実やスパイスのニュアンスが感じられます。■各種贈り物に■ バーベキュー 海水浴、御挨拶、御祝い、結婚式、引き出物、誕生日、プレゼントなどの贈り物にギフトラッピング承っております。■カンティーネ パオロレオCantine Paololeo
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75位
¥3,245円
評価: 0
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マリアージュ・ド・ケイ
マシューズ カルトワインを手掛けた精鋭が集う、ワシントンの注目ワイナリー アメリカのワインと言えばカリフォルニア州が最も有名ですが、その他の州でもワイン造りが熱心に行われていることはワイン愛好家ならもはや周知の事実でしょう。その中でも今、世界中のワイン評論家や醸造家から一際注目されているのが、アメリカ西海岸の最北に位置するワシントン州です。ワシントン州での本格的なワイン造りが始まったのは1960年代のことでしたが、1970年代以降ワイナリーの数は急増し、現在では1,000軒以上のワイナリーが存在しています。また2000年以降には、国内外のワイン評価誌で多くのワシントンワインが上位を獲得し、100点獲得を連発するカルトワインも登場。2022年4月にはカリフォルニアのケンダル・ジャクソンで知られるジャクソン・ファミリーが、約24haのブドウ畑を購入しワシントン州へ進出するなど、一流ワイナリーの資本投資が活発であることでも話題を集めています。 そんなワシントンの中で1992年に”Farm to table(農場から食卓へ)"をコンセプトに掲げ、ワシントン州の豊かな自然を表現したワインを造ることを目的に設立されたのが、マシューズです。2001年には、イギリスの著名なワイン評論家であるジャンシス・ロビンソン氏から「ミネラル感を伴う良質な赤ワイン、ぜひ覚えておきたい生産者のひとり。」と称賛されます。そして2008年には、出資者のひとりであったブライアン・オーティス氏がワイナリーを買い取り家族経営にシフト。畑やワイナリーへの投資を続け、ワイン評価誌で90点以上を獲得し続けるなど、急成長を遂げるワシントン州の中でもパイオニアとしての地位を確立しました。 ■ マシューズ コロンビア・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラングラスに注ぐと、レモンやライムなどの活き活きとしたアロマに、ジンジャーや甘いハーブのニュアンスを纏った香りが漂います。口当たりはまろやかで芳醇な印象。ピリッとした酸味や張りのあるミネラル感が、豊かな果実味を引き締めることでクリーンな味わいに仕上げています。余韻にはミントを思わせる爽やかな風味が広がる、瑞々しい味わいの1本です。
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76位
¥6,402円
評価: 0
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マリアージュ・ド・ケイ
マシューズ カルトワインを手掛けた精鋭が集う、ワシントンの注目ワイナリー アメリカのワインと言えばカリフォルニア州が最も有名ですが、その他の州でもワイン造りが熱心に行われていることはワイン愛好家ならもはや周知の事実でしょう。その中でも今、世界中のワイン評論家や醸造家から一際注目されているのが、アメリカ西海岸の最北に位置するワシントン州です。ワシントン州での本格的なワイン造りが始まったのは1960年代のことでしたが、1970年代以降ワイナリーの数は急増し、現在では1,000軒以上のワイナリーが存在しています。また2000年以降には、国内外のワイン評価誌で多くのワシントンワインが上位を獲得し、100点獲得を連発するカルトワインも登場。2022年4月にはカリフォルニアのケンダル・ジャクソンで知られるジャクソン・ファミリーが、約24haのブドウ畑を購入しワシントン州へ進出するなど、一流ワイナリーの資本投資が活発であることでも話題を集めています。 そんなワシントンの中で1992年に”Farm to table(農場から食卓へ)"をコンセプトに掲げ、ワシントン州の豊かな自然を表現したワインを造ることを目的に設立されたのが、マシューズです。2001年には、イギリスの著名なワイン評論家であるジャンシス・ロビンソン氏から「ミネラル感を伴う良質な赤ワイン、ぜひ覚えておきたい生産者のひとり。」と称賛されます。そして2008年には、出資者のひとりであったブライアン・オーティス氏がワイナリーを買い取り家族経営にシフト。畑やワイナリーへの投資を続け、ワイン評価誌で90点以上を獲得し続けるなど、急成長を遂げるワシントン州の中でもパイオニアとしての地位を確立しました。 ■ マシューズ コロンビア・ヴァレー クラレットブラックチェリーやプラムの香りに、マッシュルームやミント、スモークなどのニュアンスが広がります。口に含むと熟した果実味に引き締まった酸味と洗練されたタンニンが重なる、クラシカルなスタイル。非常に濃縮されたフィニッシュが心地よく続いていきます。オークやスパイスの風味を纏った余韻が魅力の、親しみやすさと複雑さを備えた1本です。
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77位
¥5,544円
評価: 0
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マリアージュ・ド・ケイ
マシューズ カルトワインを手掛けた精鋭が集う、ワシントンの注目ワイナリー アメリカのワインと言えばカリフォルニア州が最も有名ですが、その他の州でもワイン造りが熱心に行われていることはワイン愛好家ならもはや周知の事実でしょう。その中でも今、世界中のワイン評論家や醸造家から一際注目されているのが、アメリカ西海岸の最北に位置するワシントン州です。ワシントン州での本格的なワイン造りが始まったのは1960年代のことでしたが、1970年代以降ワイナリーの数は急増し、現在では1,000軒以上のワイナリーが存在しています。また2000年以降には、国内外のワイン評価誌で多くのワシントンワインが上位を獲得し、100点獲得を連発するカルトワインも登場。2022年4月にはカリフォルニアのケンダル・ジャクソンで知られるジャクソン・ファミリーが、約24haのブドウ畑を購入しワシントン州へ進出するなど、一流ワイナリーの資本投資が活発であることでも話題を集めています。 そんなワシントンの中で1992年に”Farm to table(農場から食卓へ)"をコンセプトに掲げ、ワシントン州の豊かな自然を表現したワインを造ることを目的に設立されたのが、マシューズです。2001年には、イギリスの著名なワイン評論家であるジャンシス・ロビンソン氏から「ミネラル感を伴う良質な赤ワイン、ぜひ覚えておきたい生産者のひとり。」と称賛されます。そして2008年には、出資者のひとりであったブライアン・オーティス氏がワイナリーを買い取り家族経営にシフト。畑やワイナリーへの投資を続け、ワイン評価誌で90点以上を獲得し続けるなど、急成長を遂げるワシントン州の中でもパイオニアとしての地位を確立しました。 ■ マシューズ コロンビア・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨングラスに注ぐと、ダークチェリーやブラックベリーの熟した香りが際立ち、コーヒーや土、ローストしたハーブのニュアンスが感じられます。口に含むと、酸味としなやかなタンニンがプラムのヒントを伴ってワインに骨格を与えている印象。芳醇な果実味による凝縮感と洗練された味わいが心地良く、飲み応えのある仕上がりです。余韻にかけては、オークからのニュアンスと赤・黒系果実の風味がほどよく溶け込んだ、長い風味をお愉しみいただけます。
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78位
¥7,260円
評価: 0
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カリフォルニアワインのYANAGIYA
[後の] レジェンド ◎ナパ・レヴォリューション。 近年、ようやく米国産ワインの掲載も増えてきた英デキャンター誌。本当につい最近まで「眼中に無かった」ような扱いでしたので嬉しい限りです。 ではそんな英デキャンター誌が選ぶ、ナパ・ヴァレー産シャルドネの最高峰とは? 大作も出揃った’21年産で見れば、トップは【DC97点】で、『シニョレッロ・ホープス・キュヴェ』と、日本未輸入のパルメイヤー上位版『サヴォワ・フェア』。 次点の【DC96点】が『トアー・トルチアーナ』で、それに次ぐ第4位が当マサイアソンです。 同点タイ・スコアに他ナパ・シャルは複数存在しますが、他は例外なく全て一万円超え。唯一の万円切り銘柄が今作です。 名のあるナパ・シャル…というだけで軽く一万円超えも当たり前の現代にあって、これほどの品質で6,000円台。同誌からは「ありえない価格」と絶賛されました。 NYタイムスの記事、「カリ・シャルを愛する12の理由」にて堂々センターを飾った一本でもあります。 加えて、スティーヴ・マサイアソン…彼については一度どこかで深く掘り下げたいと考えておりましたので、合わせてこちらにてご紹介させて頂ければと思います。 ▼スティーヴ・マサイアソン(Steve Matthiasson) かつてD・エイブリューのクライアントだった先から次々と声をかけられ、ナパが美しきバランスを求め始めた流れと共にその活躍の場を広げてきた逸材、スティーヴ・マサイアソン。 収穫時期をナパの平均より3~4週間も早め、過去数十年でナパが至った、過度に熟した風味と高アルコールからの回帰を伝道しつつ、自らも実践してきました。 当初は好奇の目で見られるも、アイズリー、シャペレー、スポッツウッド、ダラ・ヴァレと、100点ゲッターたちが次々と彼を栽培コンサルとして雇ううち、「異端」との声も消えました。 そんなスティーヴは、カナダで人類学教授の息子として生まれます。一家はアイスランド人の曽祖父が始めた農場を複数所有しており、スティーヴは殆どの夏を農場で過ごしました。 そんなこともあり、スケボーとパンクにはまった高校時代も造園のアルバイトをこなし、哲学を専攻した大学を出た後も市内のコミュニティガーデンでボランティア活動に励んでいました。 1994年にサステナブル農業のコンサル会社で働き始め、1999年には早くもサステナブル運営のマニュアルを共同執筆。 更に深く学ぶためデーヴィス校に入りなおし、サステナブルや害虫学について学んでいた際、同校に通う、後に妻となるジルと出会い、二人はガレージでワインを造り始めます。 スティーヴはこれにハマり、本格的に取り組みたいと2002年にナパへ移住。ここでジョージ・ヴァーレというベテランのワイナリー経営者と出会います。 マサイアソンのワインが早くから知られることとなったのは、ナパでは珍しいイタリア系品種の高品質なワインを手掛けていたことも理由の一つですが、そのきっかけがジョージ・ヴァーレでした。 ヴァーレはスティーヴに、リボッラ・ジャッラを植える手伝いを依頼。これに感化されて、スティーブとジルは自宅裏の3.5エーカーの畑にレフォスコ、スキオッペッティーノ、トカイフリウラーノを植え、2003年に『マサイアソン・ワインズ』を設立します。 完璧に整備された畑から、完熟した果実を用い、リッチなカベルネを造る…そんな近代のナパ・メイキングに対し、1970、80年代は、乱れた仕立て、病気がちだったとしても手を入れない樹、痩せたワイン…それも当たり前でした。 マサイアソンの栽培流儀がどちらに近いかといえば、後者。 垂直のブドウ棚を捨てて広い横木にし、「カリフォルニア・スプロール」として知られる古い技術を復活させ、ブドウの列を太陽から離れた方向に並べています。 ありがちな豪華絢爛のワイナリーがあるわけでも無く、数年前に改修されるまで、拠点はまるで風化した納屋のようでした。 その周りを羊が歩き回り、鶏が地面をつつくその風景は、とてもナパの中心地とは思えぬもの。 「自然農法に拘って、変わったワインを手掛ける面白い奴がいる…」そんな噂はすぐに広まります。 その人となりや思想に魅了された人々が、スタッグスのウォーレン・ウィニアスキーであり、アイズリーのアロウホ夫妻であり、スポッツウッドのベス・ノヴァックであり、ダラ・ヴァレのナオコ・ダラ・ヴァレでした。 それらワイナリーは現在すべてマサイアソンが栽培コンサルを務めます。 IPOBでは初代メンバーに。自身が卒業したデイヴィス校では、今や有機栽培の講師を務めるまでになりました。 エレガンスを重視するワイン&スピリッツ誌における"米国産白ワインの歴代No.1作品"は、マーカッサン、キスラー、オベールの御三家のどれでもなく、マサイアソンの’07年(2025.4現在/甘口除く)。 「カリフォルニアワインの軌跡を書き換える人物がいるとすれば、それはナパの贅沢な中心地にいる(のに哲学は対照的な)、スティーブ・マティアソンである」として、サンフランシスコ・クロニクルから【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】に輝きました。 現在では栽培家としても、醸造家としても最高峰の仕事をこなす、超一流のヴィニュロンとして確固たる地位を築いています。 ▼リンダ・ヴィスタ(Linda Vista) イタリア系品種で知られるようになったマサイアソンのワインでしたが、ただマイナー品種だけでは生計を立てることが難しいと判断。 小川を挟んだワイナリーの裏手に、『ベリンジャー』が1989年に植樹を行うも、寒すぎると判断されて持て余していたシャルドネ畑があり、これを2011年にレンタル。 オーガニック栽培に切り替え、古木の再生に力を注ぎ、CCOFの認証を取得したその畑がリンダ・ヴィスタ。ここからシャルドネを造り、今や代表作の一つとなりました。 冷涼な気候と粘土質の土壌がシャルドネにフレッシュ感と豊かな酸味を与え、一方でヴァレーに燦々と降り注ぐ太陽も計画的に浴び、適熟の程よいボディも与えます。 スティーヴ曰く、「シャルドネはイメージほど簡単ではない。成熟段階によって【未熟→適熟→完熟】というプロセスがあるとすれば、適熟を見極めるのは難しい」とのこと。 現在はマサイアソンが買い上げて自社畑に。自宅裏ということもあり、葡萄の生育を最初から最後まで自身の目で管理できるからこそこの適熟期を見逃さずに収穫できるのだそうです。 因みに隣は『ハンナ・ヴィンヤード』。 1976年、パリ・テイスティングで優勝を飾った、伝説の『モンテリーナ・シャルドネ・’73年』は4つの畑からのブレンドでした。その一つで、ナパ最大比率、23%を担った畑がハンナです。 ◎Decanter Magazine (2024.6)より 【DC95点】 「The wine combines brilliant saline acidity, edgy minerality, ripe stone fruits, and savoury hints of crushed herbs. Aromatics of briny oyster shells cut across rich floral notes of honeysuckle and bruised apples with just a touch of cardamom spice. The palate brings a real depth of fruit, as honeyed peach and sweetly tart Meyer lemon pulp, piquant salty sea spray minerality and savoury richness of beeswax and lanolin bring the wine to its lengthy finish.」 ブドウは全房圧搾し、発酵、熟成ともフレンチオークを用いますが、新樽は不使用。野生酵母のみで発酵。バトナ―ジュも澱引きも行いません。 全体の2/5のみマロラクティック発酵。マサイアソンは、「アルコールは中程度」と言いますが、それは彼の基準であり、実際には12.5%しかありません。 爽やかさと複雑さを両立させるため、収穫は複数回に分けて行います。早摘み葡萄はしっかりとしたを、遅摘み葡萄はボディと肉感を与えます。 蜜リンゴ、黄桃、マスクメロン、ハチミツの香りが鼻から口に広がり、心地よい果肉と酸味との見事なハーモニーも見もの。 ドライアップル、ヌガー、ほんのり洋ナシの味わいにほのかな樽。重くないのにエネルギーに満ちています。 生き生きとしてドライで緊張感があり、輝きとバランスに長け、ミネラルがアクセントとして加わり、クリーンな余韻へと続く… それはもしかしたら皆様が思い描く「ナパ・ヴァレー産シャルドネ」のイメージとは異なるかもしれませんが、マサイアソンを知って頂くための最初の一本としては最高のシャルドネだと思います。 余談ですが、マスター・オブ・ワインのステージ1試験で最高得点を獲得してコマンドリー・ド・ボルドー・アンドレ・クリスパン賞を受賞し、ジャンシス・ロビンソン.comにも寄稿する若手トップの女流MWにサマンサ・コール・ジョンソン女史がいます。 彼女が「唯一入っているメーリングリスト」がマサイアソンで、中でも一番のお気に入りを公言するマサイアソンが、当リンダ・ヴィスタのシャルドネです。 ●因みに冒頭に挙げた、デキャンター誌ナパ・シャル年間一位の「シニョレロ」、その栽培家もマサイアソン。 ■デキャンター誌95ポイント
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79位
¥5,500円
評価: 0
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世界のワイン葡萄屋
【商品名】ヤン マティアス クライン リトル レッド ライディング ウルフ Jan Matthias Klein Little Red Riding Wolf タイプ赤ワイン生産地ドイツ生産者ヤン・マティアス・クライン 【Jan Matthias Klein】生産年2022年容量750ml品種シュペートブルグンダー100%JAN4573461681133 ■商品説明21年はオーストリアのオーガニック生産者から購入したブラウフレンキッシュを使用しましたが22年は本来のシュペートブルグンダーのみをステンレスタンクと古樽で発酵・熟成しました。■土壌スレート 粘土石灰■各種贈り物に■ バーベキュー 海水浴、御挨拶、御祝い、結婚式、引き出物、誕生日、プレゼントなどの贈り物にギフトラッピング承っております。■ヤン・マティアス・クライン Jan Matthias Klein
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80位
¥19,030円
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ワイン専門店COCOS:葡萄畑ココス
産地イタリア > トスカーナ生産者ビービー・グラーツ品種サンジョベーゼ 100%英字Testamatta Bibi Graetz飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元JIS「世界一のワインをつくりたい」そんな夢に向かって突き進む青年によって設立され、ファーストヴィンテージ2000年より歴史が始まったのが「ビービー・グラーツ」です。故郷に対する誇りを強く持ちながらも、ワインの作り方については伝統にとらわれない芸術的な考え方。それは抽象的なイラストのエチケットにもあらわれています。テスタマッタはこの生産者を代表するワイン。イタリアにてその言葉の意味は「自分の信念を曲げずに突き進む人」。そのスケール感の大きな味わいと合わせて、逆境をはねのけて自分の道を突き進む勇気をくれるようなワインです。【パーカーポイント93+点】[ワインアドヴォケイト誌 2017年2月のレビュー]ビービー・グラーツは、彼独自のワイン造りの哲学を、間違いのないヴィンテージに適用している。 テスタマッタ2013(サンジョヴェーゼ100%)は深く濃いルビー色で、葉巻の灰、砕いた石、甘草、グリルしたハーブ、乾燥したカシスのスモーキーなアロマが広がる。 間違いはない: このサンジョヴェーゼは、あなたがこれまでに味わったサンジョヴェーゼの中で、最も独創的で、常識を覆す表現である。 ラベルを飾るアートワークの不完全さと紛れもない美しさに見合う素朴さがここにはある。 鮮やかな青と黄色の筆致は大きなコントラストをなしているが、両者が調和している。 それが、個性と魅力にあふれたこのワインの最大のメッセージのようだ。[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2018 - 2030年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲34丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 酉15≪関連カテゴリ≫
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